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コーヒー美味しい

AMD Radeon向けOpenCLの開発環境構築のためのメモ書き

ハードウェア構成

  • CPU: Core i5 6600
  • MEM: DDR4 2666 16GB
  • M/B: Asrock Z170 Pro4
  • GPU: RX480+RX470
  • OS: Windows10 (1809)

まず大事なところから

IntelOpenCL SDKを使おう

Visual Studio向けに拡張が入る。そしてOpenCL関係のHeaderとテンプレートがある。

そもそもベンダーを横断して使えるものだからコレで問題無いはず。

software.intel.com

AMD純正のAPP SDKは廃止された

ここのAMD Forumのスレッドを読むとなんとなくわかる。

community.amd.com

基本的にはOpenCLのサポートはドライバ(この場合だとRadeon Software Adrenalinとかのグラフィックスのドライバ)によって有効になっている。 で、OpenCL Header自体はよそから取ってきてねって感じみたい。OpenCL Headerは以下のリポジトリにある。

github.com

Header自体はKhronosのサイトからもダウンロードできたりする。AMDもHeaderを配っている。 APP自体にふくまれていたが、すでにダウンロードできない。 それに付随していたサンプルは使えないが、OpenCL Heade単体は以下のリポジトリのReleaseから取得できる。

github.com

いろんなところでAPPを廃止して分かりにくくしたAMDへの批判を見ることができる。

LinuxではROCmを使おう

よく調べたわけではないけども、コンパイラー含むHPCのためのプラットフォームとかなんとか。 Linuxでしか動かないようなので、今回はスルー。

rocm.github.io

気が向いたら追記する。